829: 愛と死の名無しさん 2011/07/31(日) 20:48:00.89
その会社は、創業記念日兼創業者の誕生日に、日頃お世話になってる
取引先さん下請けさん等を招待して毎年ホテル宴会場でパーティーをする。
パーティーというより宴会に近い雰囲気で、会費なし、祝儀も受け取らず、平服での会合だ。
だが、ある年は、行ってみると、ホテル入口の案内からしていつもと違う。
株式会社A創業○周年、会長生誕○年のいつものに加え、社長就任及び結婚披露宴、となっている。
事前連絡はなく、平服の我々、一瞬パニック。
が、ロビーを見ると、取引先仲間がみな平服でちょっと安心。しかし、みな何故か慌ただしい。
コンシェルジュの前に行列ができてたり。小走りに外に駆け出す人がいたり。
知り合いを見つけて状況を聞くと、創業者の息子が結婚するのを機に、創業者が会長に引き、
息子が後を継ぐ御披露目だ、披露パーティーなので、例年の立食ではなくコース料理で盛大だと、
つい先程創業者秘書に聞かされ、結婚披露となれば、さすがに祝儀は必要だろう、服はともかくネクタイくらいはと、
みんな慌てて買い物に走っている。コンシェルジュの列は、字に自信ない人たちが祝儀袋の代筆依頼だ、と。
はい、慌てて祝儀袋買いに走りました。近くのコンビニ既に全滅、3件回ってやっと入手で汗だく。
しかし、ギリギリで用意して受付に出した祝儀は、例年どおり受け取ってもらえませんでした。
後日、後継ぎ夫妻紹介するだけだから、取引先さんに気を使わせないよう事前連絡しなかったのに、
よけいなこと言って混乱させやがってと、創業者秘書さんは大目玉をくらったそうです。
一番不幸だったのは、使わない祝儀袋を山ほど代筆させられたコンシェルジュさんかもしれない。